学校生活の集大成として卒業式に受け取る証書。卒業証書といえば、用紙に一番大きく書かれている言葉(タイトル)はどのようなものを思い浮かべますか。「卒業証書」は勿論、「学位記」と書いてある証書もありますよね。
これらは一体何が違うのでしょうか?
卒業証書という表記は小学校から高等学校・専門学校で、学位記という表記は大学や大学院で多く使われています。
実は学位記には「卒業証書」の意味が含まれていますが、卒業証書にはない意味合いもあります。もちろん卒業証書コンシェルではどちらも作成することが可能です。
本記事では、卒業証書と学位記の違いについてお伝え致します。キーワードは「何を証明する書類か」です。この点に注目してご覧下さい。
■目次
- ①卒業証書とは
- ②学位記とは
- 最後に
①卒業証書とは
卒業証書は「在籍している学校の全課程を学び終えた者に対し、学校から授与されるもの」です。
一般的に賞状の形式でもらうことが 多く、卒業したことを証明する書類になります。
小学校、中学校、高等学校で受け取る証書にはこちらの「卒業証書」が使われますので、一度は目にしたことがある人がほとんどではないでしょうか。
②学位記とは
大学や大学院を卒業した時には「卒業証書」ではなく「学位記」をもらった記憶のある方が多いのではないでしょうか。「学位記」にも卒業証書の意味合いがあり、多くが賞状の形式で授与されます。
学位記の場合、それに加えて 「学位を取得したことを証明する書類」になるという点が卒業証書と異なります。
学位とは、大学や大学院で取得することができる称号です。
学位には学士、修士、博士、短期大学士や専門職学位があります。一般的には必要な単位を取得して、学位論文を提出することで卒業時に称号を得られます。
このように、卒業したこと以外に称号を授与するという意味も伴うため、大学・大学院から授与されるものは学位記と言われたり、卒業証書・学位記と併記されたりします。
さらに学位記は社会的評価の対象にもなります。特に研究や教育機関への就職時には評価の基準の一つとして学位の証明が有益とされるようです。
最後に
本記事では、卒業証書と学位記の違いについてお伝えいたしました。弊社では卒業証書も学位記も、用紙の準備から印刷まで一括で手配が可能です。
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