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証書印刷

手書きと印刷はどちらが良い?卒業証書のトレンドの変化

 卒業式に欠かせないアイテムである卒業証書。その卒業証書には、大きく分けて2種類の作成方法があることをご存じでしょうか。

 一つ目は一人ひとり異なる氏名や生年月日を手書きする方法、もう一つはそれらを含めて全て印刷で作成する方法です。

 本記事では、手書きの卒業証書と印刷の卒業証書、それぞれの現状やトレンドの変化についてご紹介致します。

卒業証書は手書きと印刷どちらが良い?

目次

  • 手書き卒業証書の現状
  • 印刷で作成する卒業証書の現状
  • トレンドの変化
  • 最後に

手書き卒業証書の現状

 手書きの卒業証書の場合、タイトルや本文など全員共通の内容は印刷し、一人ひとり異なる氏名や生年月日、証書番号のみ後から手書き(筆耕)をされている学校様がほとんどのようです。

 その場合、全ての工程を学校側でコントロールする必要があり、一般的な作業でも下記の工程が必要となります。

  1. 印刷業者へ用紙の手配(卒業生数分+失敗を想定した予備分)
  2. 卒業見込み者名簿の作成
  3. 筆耕業者、もしくは校内の書道の先生に筆耕を依頼
  4. 筆耕仕上がりをチェック
  5. 修正分を再度依頼
  6. 学校印、校長印の押印作業
  7. 卒業判定会議後に証書番号の記入
  8. 卒業証書と台帳の割印の押印作業
  9. 卒業証書用紙(余剰分)の保管

 以上は一般的な卒業証書作成の流れなので学校様によって異なるとは思いますが、いずれにせよご担当者の作業量は膨大なものになるのはご想像に難しくないと思います。

手書きの卒業証書は作業量が膨大

 実際に、ある学校の卒業証書作成のご担当者様から、「例年、年末から始まる卒業証書の打ち合わせと手配に時間が掛かり、他の担当業務に手が付かない、残業時間が多くなる」等の内容を伺ったこともあります。

 手書きの卒業証書は、独特の雰囲気もあり大事な文化と考えておりますが、ご担当者様の業務負荷は高くなる傾向にあるようです。

印刷で作成する卒業証書の現状

 それでは、印刷の卒業証書の場合はどうでしょうか。

 現在ではデジタル技術の進化により、卒業証書は生徒氏名、生年月日、証書番号、学校印、校長印、割印まで印刷出来るようになりました。

 筆耕(手書き)と違い、墨汁で書いたものではありませんが、作業時間が短く、簡単、安価に卒業証書を仕上げることができる様になりました。

 ここまで読んでくださった方の中には、「印刷の場合は外字が対応できないのではないか?」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、アスフィールでは外字・旧字も100%無料対応いたしますのでご安心下さい。

 詳しくは『「外字」の名前は卒業証書でどう対応する?』をご覧下さい。

※氏名のみ、弊社指定書体に限ります。書体のクセによる文字修正や、日本の漢字以外の文字作成は有料または承れない場合がございます。

 印刷で作成する場合の工程は以下のようになります。手書き卒業証書の工程と比較してみて下さい。

  1. 卒業見込み者名簿を支給
  2. 校正用PDFデータが納品、校内でチェック
  3. 修正内容を指示
  4. 修正内容を確認、校了
  5. 卒業判定会議の結果を連絡、卒業延期者を削除し印刷
  6. 納品
PDFで卒業証書の校正データを確認

 大きな作業としては、①と②で八割方終了しています。筆耕(手書き)の卒業証書をご担当された経験のある方であれば、どれだけ作業時間が短縮出来ているかお分かり頂けると思います。

 実際にアスフィールで卒業証書をご注文頂いた学校様からは、「業務時間が大幅に削減できた!」と感謝のお言葉を頂いております。
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トレンドの変化

 かつては手書きが主流だった卒業証書ですが、外注の筆耕センターに発注した場合、一人あたり300~500円の費用が掛かります。

 その他にも用紙代、不良率も高いことからやり直しに掛かる費用も加わり、高額の予算が必要となっています。そういった点を考慮し、近年は安価で手配も簡単なデジタル印刷に振り替わりつつあるようです。

最後に

 本記事では手書きの卒業証書と印刷の卒業証書、それぞれの現状やトレンドの変化についてご紹介させて頂きました。

 卒業証書作成をご検討される際に、本記事が少しでもお役に立てたら光栄です。お悩みのことがありましたらお気軽にお問合せ下さい。